サバゲーで使うサブマシンガンとアサルトライフルは何が違うの？

サバゲーで使うサブマシンガンとアサルトライフルは何が違うの？

サバゲーを楽しむ際に、多くの方々が選ぶエアガンには、連射が可能な「フルオート」という機能が備わっていますよね。
このフルオート機能を持つ銃は、一般的に「マシンガン」と称されるものです。ところが、実はこのカテゴリー内にも、「サブマシンガン」と「アサルトライフル」という、二つの異なるジャンルが存在するのです。
同じフルオート機能を持ちながら、どのような違いがあるのでしょうか。
この疑問を解決するため、今回はその違いを詳しく探っていきたいと思います。

サバゲー用のサブマシンガンとアサルトライフルは何が違うのか？

最初に結論から申し上げます。サバゲーで使う「サブマシンガン」と「アサルトライフル」には、スペック上の違いはほとんどありません。
使用するＢＢ弾の大きさも同じ、初速や飛距離（有効射程距離）にもほとんど差はありません。
違いがあるとすれば、銃本体のサイズとマガジンの大きさ（装弾数）ぐらいです。
では、性能的に差がないのに、なぜジャンル分けをしているのでしょう。
それは、サバゲーマーがエアガンを選ぶ時に、性能だけでなくモデルとなった実銃に対する憧れやロマンを夢見るからです。

サブマシンガンとは何か？

ここからしばらくはエアガンを離れて実銃の話になります。
サブマシンガンとはピストル弾を連射できる兵器のことです。
ヨーロッパでは「マシンピストル」とも呼ばれます。サブマシンガンの登場にはＷＷⅠの塹壕戦が大きく関わっています。
狭い塹壕の中での戦闘では、連射能力のない小銃よりも、取り回しの良いピストルのほうが実用的だったのです。
そこで各国の軍が思いついたのが「ピストルを連射兵器にすれば？」という発想でした。
その結果、生まれたのがストックをつけ銃身を伸ばし連射兵器とした「サブマシンガン」だったのです。

アサルトライフルとは何か？

アサルトライフルとは、ボルトアクションライフルとサブマシンガンの中間の威力と有効射程を持つ兵器です。
特徴は
１、使用する弾薬は小銃弾の薬莢を短くして装薬量を減らした中間弾薬（インターミディエイト弾）である
２、ボルトアクションよりも威力は低いが、発射時の反動が軽くコントローラブルで連射による火力が高い
３、ボルトアクションよりも射程は３００mと短いが、サブマシンガンの１００mよりもはるかに長い
この火力と操作性のバランスの良さにより、現在では各国の主力兵器となっています。
サバゲーマーはこういった実銃の持つ背景にロマンを夢見て、エアガンを選んでいるのです。