
- サバゲー
- 装備
- 銃
- 基礎コンテンツ
森林や荒野など野外フィールドでは、地形や植生といった自然環境を最大限に活用する戦術が生存率を左右します。
特に初心者の方は、人工バリケード頼みではなく自然の遮蔽物を使った立ち回りを身につけることで一歩リードできます。
ここでは野外フィールドで役立つ基本戦術を、地形・遮蔽物・高低差・自然迷彩の観点から解説します。
森林戦の基本は姿勢を低くすることです。
人の頭部は非常に目立つシルエットなので、周囲の草木より頭の位置を低くすると発見されにくくなります。
立ち上がって移動すると遠くからでも頭が動くのが見えてしまうため、かがんだ姿勢(中腰や匍匐)で静かに動くのがコツです。
また、物陰から覗く際も頭だけでなく体の露出面積を極力小さくしましょう。
初心者の方は体の一部(肘や足先)が出っぱなしになりがちなので、遮蔽物に隠れる際は自分の位置を冷静にチェックしてください。
野外では音による索敵が行われていると心得ましょう。
視界が利かない森では、敵も銃声や草を踏む音に敏感です。
そこで、移動の際はゆっくり静かに足を運び、枝を踏んだり草をガサガサ鳴らしたりしないよう注意します。
特に前進時は焦り禁物。上手な敵はわずかなブッシュの揺れや物音からこちらの位置を察知します。
ルート上にある枯葉や小枝を踏まないよう目配りし、膝を柔らかく使って足音を抑えましょう。
走り回るよりも止まって周囲を聞く時間を増やすことで、「いつの間にか撃たれた!」という状況を減らせます。
屋外フィールドには木や岩、地面の起伏など天然の遮蔽物が豊富です。
射線を切るために常に次の遮蔽物を意識して動きましょう。
開けた場所を長く横切るのは危険ですので、木から木へ、小丘や窪地を伝って敵に見つからないよう移動します。
高低差のある地形では、頂上に立たないことがポイントです。
稜線上に立つと背景が空になりシルエットが際立つため、頂上より少し下がった位置で姿勢を低く保つと発見されにくくなります。
また高所は視界が利く反面、自分も目立つため状況に応じて高所と低所を使い分けることが重要です。
低い場所では身を隠しやすい半面、周囲が見えにくいのでチームと連携してカバーしましょう。
自然を味方につけるもう一つのコツが日陰の活用です。
日なたにいると体が陽光に照らされ周囲より明るく浮き上がって見えてしまいます。
逆に茂みや木陰に入れば、敵の視界から文字通り「消える」ことも可能です。
特に森林では背景が複雑なので、迷彩服と日陰の組み合わせで極めて発見されにくくなります。
黒っぽい服装は自然界にない色で目立つため避け、フィールドの植生に合った迷彩パターン(ウッドランドやリアルツリー柄など)を選びましょう。
顔や手も迷彩フェイスペイントや布で覆えば効果抜群です。
自然を活かした動きと並行して、サバゲー戦術の基本である索敵と情報共有も徹底しましょう。
敵を見つけても即交戦せず、まず味方に位置を伝達して挟撃のチャンスを作ります。
一人で突出せずチームで役割分担することも大切です。
また、野外戦ならではの戦法として裏取り(回り込み奇襲)があります。
敵の注意が正面に向いている隙に側面や背後に回り込めれば、一方的にヒットを量産できるでしょう。
ただし、裏取りを狙う際は自身が発見されないことが最優先です。無理だと感じたら深追いせず引く勇気も必要です。
逆に敵の裏取りにも警戒し、背後の気配にも注意を払いましょう。
もう一つ有効なのがアンブッシュ(待ち伏せ)です。
茂みに身を潜め、無防備に近づいてきた敵を奇襲する戦法で、特に守りの局面で敵を足止めするのに有効です。
ただし長時間潜伏する場合は周囲を囲まれないよう、撤退経路も考えておくと良いでしょう。
以上のように、野外フィールドでは自然環境を味方につけることが勝利への鍵です。
「低姿勢・静音移動・日陰利用・迷彩活用」を意識して立ち回れば、初心者の方でもぐっと生き残る確率が上がります。
安全に注意しつつ、雄大なフィールドでのサバゲーならではのスリルを楽しんでください。
新規登録