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夏サバゲーにおすすめの東京マルイのガスショットガン:M870
夏サバゲーにおすすめの東京マルイのガスショットガン:M870
東京マルイがガスショットガンとしてモデルアップした実銃はレミントン社がM31の後継機種として1950年代に開発したポンプアクション式ショットガン「レミントンM870」です。
現在、ポリス装備のアイコン的ショットガンとして認知されているポンプアクション式ショットガンはのルーツは1882年にクリストファー・スペンサーと知るベスタ・ローパーが開発したモデルまで遡ります。
このポンプアクション式ショットガンにブローニングが独自のアレンジを加えたものがウィンチェスターM1893であり、それをさらに熟成させたのがトレンチガンとして有名なウィンチェスターM1897です。
現在、映画やゲームなどによく登場するイサカやモスバーグなどのポップアクション式ショットガンもこの系統に属しており、当然、レミントンのM870も例外ではありません。
ポンプアクションがここまで普及した理由は、堅牢性の高いシンプルな構造で故障知らず、トリガーは引けば確実に発射する信頼性の高さによるものです。
この信頼性の高さがハンターだけでなく警察からも採用される所以です。
M870の特徴1:リキッドチャージ式ガスショットガン
東京マルイのM870の最大の特徴は、ポンプアクションのコッキングの重さが劇的に軽減されていることです。
これはパワーソースが人力によるエアコッキングからリキッドチャージ仕様のガスショットガンになったためです。
それまでの東京マルイのエアショットガンは、BB弾を3発同時発射するため、デュアルタイプのとても固いメインスプリングを引く仕様になっていたのです。
そのため腕力の乏しい人が東京マルイのエアショットガンを扱うには、結構な覚悟が必要だったのです。
それに対してガスショットガンのM870はハンマースプリングを圧縮するだけなので、女性でも簡単に操作できるほど軽減されています。
M870の特徴2:同時発射弾数の切り替え
東京マルイのM870の次の大きな特徴は、同時発射弾数が3発/6発の切り替えができることです。
これまでも東京マルイのエアショットガンでは3発同時発射が可能でしたが、M870ではそれを発展させて6発同時発射が可能になりました。
そしてそれを実現させるために、1本のインナーバレル後方に2発のBB弾を保持してホップを掛けられるよう、新開発のダブルホップチャンバーが採用されています。
近距離では6発、遠距離では3発同時発射で
これによりショットガンらしい多弾数による着弾パターンで、近距離でのエリア制圧力を楽しむことができるようになっています。
ただ、3発発射と同じパワーで6発を発射するため、有効射程距離は3発発射時よりも落ちます。
またM870のダブルホップチャンバーは固定ホップ形式で、ホップの強さの調整はできません。
M870の特徴3:ショットシェル型マガジン
そして次にお伝えしたいM870の特徴が、これまでのエアショットガンと共用のショットシェル型マガジンを採用していることです。
このマガジンの共用は、これまでエアショットガンを所有しているユーザーがM870を購入した場合、新たにマガジンを購入する出費を抑えられるメリットが生じます。
このショットシェル型マガジンには30発のBB弾が装填でき、10回の3発同時発射を楽しめます。
では最後に東京マルイのM870のレビューをお伝えします。
東京マルイ ポンプ式ショットガン「M870」のレビュー
M870の操作性の軽快さはお伝えしましたが、この操作に伴う金属フレームが奏でる操作音がとてもリアルで心地よいのです。
また、固定ホップによる弾道も、中量弾を選べば30m先までスーと伸びた弾道でまとまって飛んでいきターゲットに着弾します。
軽いタッチの操作で楽しめる東京マルイのM870はとてもおすすめです。