サバゲーにおけるフェアプレイの重要性と守るべきルール

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サバゲーにおけるフェアプレイの重要性と守るべきルール

サバイバルゲーム、通称「サバゲー」は、野外でも楽しめるエキサイティングなスポーツです。
しかし初心者にとっては、「どんなルールやマナーを守ればいいのか?」と不安に感じることも多いでしょう。
ここではサバゲー初心者向けに、安心して野外フィールドでゲームに参加できるよう、フェアプレイの重要性と基本ルールについて解説します。

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フェアプレイの重要性

サバゲーには基本的に審判がおらず、被弾(ヒット)の判定は各プレイヤーの自己申告に委ねられています。そのため、被弾を正直に認めて「ヒット!」と大きな声でコールし*1、片手を高く上げて退場するという紳士的な姿勢が求められます。このようなフェアプレイの精神がないとゲーム自体が成立しません。
特に、「ゾンビ行為」(被弾を申告せずにゲームを続けてしまう反則行為)は絶対にしないようにしましょう。
ズルをせず正々堂々と戦うことで、誰もが気持ちよくプレイでき、初心者もベテランも一緒にサバゲーを楽しめます。

安全に遊ぶための基本ルール

サバゲーはエアソフトガンを使用する競技であり、安全の確保が何よりも優先されます。
フィールドでは常にBB弾が飛んでくる可能性があるため、**目の保護**は最重要です。
ゲームが行われていない休憩中でも、フィールドエリアに一歩でも入るときは必ずゴーグルやフェイスマスクを正しく着用し、セーフティーエリア(休憩所)に完全に戻るまで絶対に外してはいけません。
以下、安全確保のため初心者が必ず守るべき基本ルールを箇条書きでまとめます。

  • ゴーグル等のアイプロテクションを常に着用する:フィールド内ではいかなる場合でも防護メガネやゴーグルを外さない。
  • セーフティーエリアでの銃の扱い:休憩エリアに入る前に銃の安全装置を掛け、マガジンを外す。セーフティー内では引き金に指をかけず、絶対に発砲(空撃ち)しない。
  • トリガーと銃口の管理:射撃ターゲットにエアガンを向けて狙う時まで、指はトリガーに触れない。また、人に向けてはいけない方向(安全な方向)へ常に銃口を向けておく習慣を持つこと*2
  • 適切な装備でケガ防止:厚手の服装や手袋・ニーパッドなどを着用し、被弾時のダメージを和らげる。動きやすく滑りにくい靴を履いて転倒事故を防ぐ。

ゲーム中はヒット判定以外にも自己管理が求められます。
たとえば、至近距離での撃ちすぎにも注意しましょう。
ルールでフルオート連射が可能でも、近距離でそれを行うと相手に大きなケガを負わせたりトラブルの原因になります。
距離が近い場合はセミオート(単発)に切り替えるか、必要に応じて撃つのを控えるといった配慮も大切です。
お互いが安全に楽しめるよう、常に周囲への思いやりを持って行動してください。

初心者が知っておくべきマナー

安全ルールの順守に加えて、プレイヤー同士が気持ちよく遊ぶためのマナーも重要です。以下にサバゲー参加時の基本的なマナーを挙げます。

  • 暴言や暴力の禁止:ヒット判定を巡って怒鳴ったり、罵倒・暴力を振るうことは厳禁です。
    興奮しすぎず冷静さを保ち、「楽しむこと」が一番だと心得ましょう。
  • フィールドのルール遵守:各フィールドごとに細かなローカルルールがあります。
    ゲーム開始前の説明会(朝ミーティングや初心者講習)には必ず参加し、フィールドスタッフの指示に従って行動してください
  • 周囲への配慮:味方や相手を問わず、危険な行為や嫌がらせになる行動は避けます。
    例えば撃たれた相手に対して余計な射撃を続けない、ヒットしたプレイヤーには進路を譲るなど、互いに思いやりを持ちましょう。
  • 野外フィールドでの心構え: 野外でプレイする際は自然環境にも配慮します。
    ゴミは必ず持ち帰るか指定のゴミ箱に捨て、使用済みBB弾も可能な範囲で拾い集めるのがマナーです。
    また、許可された場所以外での喫煙や焚き火はしないようにし(山火事防止のため)、フィールド外の一般人には絶対に銃口を向けないよう注意しましょう。

よくあるルール違反と防止策

ヒットコールを怠る「ゾンビ行為」

被弾を自己申告せずゲームを続ける「ゾンビ行為」はサバゲー最大のタブーです。
意図的であれ無意識であれ、この行為は周囲の信頼を裏切りゲームの公平性を損ねます。
防止策として、ヒットかな?と少しでも感じたら素直にヒットコールする習慣をつけましょう。
初心者のうちは厚着のしすぎにも注意が必要です。防具や装備を付けすぎると被弾に気づきにくくなり、知らずにゾンビ行為をしてしまう恐れがあります。
シンプルな装備で臨み、被弾を感じたらすぐに自己申告することで、公正なゲーム進行に貢献できます。

危険・不公平な行為の禁止

フェアで安全なゲームのため、以下のような行為は禁止されています。

  • ブラインドファイア:自分が遮蔽物から体を出さずに銃だけを出して乱射する行為です。
    相手から反撃されず一方的に撃てるためフェアではなく、命中したBB弾が予期せぬ方向へ飛ぶ危険もあります。
  • ゴーグルの無断脱着:ゲーム中にゴーグルを外すのは厳禁です。
    目の保護具なしで被弾すれば失明など重大な事故につながります。
    曇り止め対策は事前に施し、プレイ中はどんなに暑くても絶対に外さないでください。
  • セーフティエリアでの誤射・暴発:休憩エリアで弾が出てしまうと大事故になります。
    フィールド退出時は弾抜き・初速チェックを確実に行い、セーフティでは絶対に発砲しないよう徹底しましょう。

これらは一例ですが、どれも「守って当たり前」のルールです。
万一違反行為を見かけても、感情的に責め立てるのではなくスタッフに報告しましょう。
初心者の皆さんはまず自分が違反しないことを心がけ、先輩プレイヤーの良い所を見習いながら、安全第一でゲームを楽しんでください。

最後に、サバゲーは「ルールを守って、正直に、安全に」遊べば初心者でも存分に楽しめるスポーツです。
ルールとマナーをしっかり守り、野外フィールドで思い切りサバゲーを満喫しましょう!

*1ヒットコール時は「ヒット!」と叫びつつ、銃を頭上に掲げたり手を挙げたりして周囲にアピールします。
*2実銃の扱いにならった安全三原則として「銃口管理」「指トリガーガード外(引き金に掛けない)」「常に弾が込められているものとみなす」などが推奨されています。

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