サバゲーエアガンの法令遵守とマナー

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バゲーエアガンの法令遵守とマナー

エアガンを買ったら撃ってみたくなります。
でもサバゲー以外でエアガンを使うことはないので、自宅でお座敷シューターやってみたりしてなんとか欲求を満たしている方もいらっしゃるのではないかと思います。
しかし、もっと撃ってみたいと思って持ち出すと法律で罰せられることもあります。
サバゲー用のエアガンを持っている方は今一度法令やマナーについて知識を身につけ正しいエアガン所持者になりましょう。

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サバゲー用のエアガンを持っている方は、法律を遵守して正しいルールとマナーを守りましょう。そのルールやマナーにはどんなことが当てはまるのか解説します。

エアガンを買ったら守るべき法令、マナーと種類

サバゲーのエアガンはおもちゃの部類に入りますが、それでも守らなければならないルールやマナーがあります。
エアガンには大きく種類がありますが、同じエアガン(エアソフトガン)であっても、殺傷能力のある物と殺傷能力が無い程度に威力を抑えた物の2種類があります。
法律上では、エアガンと呼ぶ物は殺傷能力があり、銃刀法によって管理される物で、国による所持許可が必要です。

もう一つの殺傷能力の無い威力を抑えたエアガンは私たちがサバゲーで使うエアガンです。どちらもエアガンと呼称されますが、このように大別しましょう。

エアガンはサバゲーなどのゲームで使う

私たちがサバゲーで使うエアガンは殺傷能力はなく基本的には安全な物ですが、街中で使ったり、サバゲー以外の目的で使うことは控えなければなりません。
見た目が実銃に近いため、目にした人は驚きます。周りの方の精神衛生上、よろしくありませんので街中で使うことは控えましょう。

エアガンで動物等の狩猟はしてはいけない

サバゲーのエアガンはBB弾を発射する能力があり、狩猟できるのではないかと思う方もいますが、エアガンでの狩猟は認められていません。
一方殺傷能力のあるエアガンは狩猟に使用することが認められています。

以前、農家の方が猿や猪などの農作物を荒らす害獣を退けるためにサバゲー用のエアガンを使ったという話があり、新聞にも掲載されたようです、
基本的には害獣であってもBB弾を直接当てることはせずに威嚇射撃をして、怖がらせ田畑に近づかせないようにしています。
音や周りに飛んでくるBB弾で危険を察知させるということが目的ということなので、一応は法律には触れないことになっています。
つまり動物に当ててはいけません。新聞やネットでみんなやっているから大丈夫と思わないようにしましょう。

また、鳩や犬、猫は保護動物なので威嚇もしてはいけません。
保護動物を虐待したり、または遺棄した者は、3万円以下の罰金または科料に処するという法律がありますので、決して銃を向けないようにしてください。

持ち運び時にはガンケース等に入れる

エアガンを持ち運ぶときは、ガンケースに入れて運びましょう。サバゲー会場に車で移動する時や電車で移動するときはガンケース、または箱などエアガン自体が人目に触れないようにしておきましょう。

エアガンの威力は0.98J以下

エアガンは威力を0.98J以下にするという規定があります。
J(ジュール)はBB弾の重量を元に計算したエアガンの威力で、人に対して殺傷しないと決められた威力です。
日本の法律で2006年に制定されました。2006年以前はエアガンの威力に対して規制はありませんでしたので、スチール缶に穴が開く様な威力に改造した大変危険なエアガンを所持している方もいました。
もし、古いエアガンを貰ったりしたら威力を確認しましょう。
法定外の威力だと違法扱いになってしまいますし、サバゲーでは人に怪我をさせてしまったりします。
エアガンの威力は、初速の計測が必要になります。初速はamazonなどの弾速計を使い計測して、その初速を元に、弾の重さ(g)×初速(m/s)の2乗 ÷ 2000で算出します。
算出結果が0.989よりも低い数字であれば法定内です。初速は数回試射して一番速い数値で計算しましょう。

金属加工したパーツを使わない

サバゲーを続けるうちにエアガンの改造にも興味が出てくるかもしれません。
たくさんの方がエアガンの改造やパーツの増設をしてカスタマイズを楽しんでいます。
しかし、エアガンにはしてはいけない改造があります。それは金属加工したパーツでエアガンの主な部分を改造してはいけないことです。
エアガンは基本樹脂やプラスチックで作られています。
これでもカッコいいのですが、もっと綺麗さやカッコよさを求めると金属製のパーツを付けたくなってしまいます。
しかし金属を利用したエアガンは実弾の発射も改造次第でできるようになってしまうため所持が禁じられています。

もしどうしても金属部分を多く使ったエアガンを所持したいとなった場合は、全体を金色にして、銃口を完全に塞ぐ必要があります。
しかしこれでは飾りのインテリアにしかならないのでエアガンとしてサバゲーでは利用はできないということになります。

エアガンの法律上のルールやマナーを守ろう

おもちゃのサバゲー用のエアガンであってもルールを守らなければなりません。
おもちゃだからといっても銃の形をした武器です。もし、エアガンで人を傷つけてしまった場合は、威力によっては銃刀法違反になり検挙されますし、罰金も30万円が発生します。絶対に注意しましょう。


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