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気をつけよう!サバゲーの怪我や事故
気をつけよう!サバイバルゲームの怪我や事故
「サバイバルゲームって、危なくないの?」「怪我しないの?」と、不安に思っている初心者サバゲーマーは多いかもしれません。
今回は、サバイバルゲームで起きがちな怪我や事故について説明したいと思います。どんな時にどんな怪我をしやすいかを知ることで、正しい安全管理について学んでいきましょう。
被弾による怪我
目元の怪我
サバイバルゲームでもっとも怖い怪我が、目元の怪我です。
改造で初速を上げた違法銃の弾が目に当たって失明する事故が起きています。もちろん銃刀法の規制の範囲内のスピードの弾であっても、眼球に直接当たれば無事では済みません。
サバイバルゲーム開始前のレギュレーション説明でも必ず言われることですが、セーフティーからゲームフィールドに入ったら、ゲーム開始前・ゲーム終了後であっても決してゴーグルを外さないようにしましょう。ゴーグルが曇ったり汗が目に入ったりしてゴーグルを外したい時は、必ず一旦フィールドアウトしてから外すようにしてください。
口元の怪我
目元の怪我と同じくらい怖いうえに、目元の怪我より断然多いのが口元の怪我。
マスクやシュマグなどで覆わずに口元が剥き出しのままでサバイバルゲームをしていて、歯に被弾して折れる怪我が毎月のように起きています。
たった6mmの小さなBB弾ですが、銃刀法に違反しないギリギリの速さで発射された場合、そのスピードは新幹線の最高時速320kmにも匹敵するのです。
アウトドアフィールドではマスクの着用が必須ではないところも多いのですが、できる限りマスクは着用するようにしましょう。最近は、布製のマスクの中に装着する「アンダーマスク」もよく使われています。
手元の怪我
指の関節や爪にBB弾が当たると、かなりの痛さです。当たりどころが悪ければ数日間、捻挫のように腫れてしまうことも。
皮肉なことですが、サバイバルゲームでは射撃の技術が向上すればするほど、正面から撃たれた場合の被弾箇所が指と顔に集中するのです。
上手くなるほどバリケードからはみ出す体の部位は小さくなりますが(バリケードから出ている体の部分が小さいことを「薄い」と言います)、銃を持っている手の指と敵を視認する目(つまり顔の半分)だけは、どうしてもバリケードから出さざるを得ないからです。
指先までしっかり覆えるグローブを着用することをオススメします。
衝突・転倒などによる怪我
衝突による怪我
アウトドアフィールドの楽しさは何と言っても思い切り走り回れることですが、そのぶん衝突や転倒などの危険も大きいものです。
バリケードの裏に飛び込んだ勢いで激しくぶつかり、バリケードを倒したり壊したりしてしまう人をよく見かけます。建物に走り込もうとして、狭い出入り口の上部に頭をぶつける人もいます。
また、人が密集したスタート地点からのいわゆる「スタートダッシュ」は他のサバゲーマーと衝突する危険性もあるため、周りをよく見て走り出すようにしましょう。
転倒による怪我
急斜面や階段のある建物の多いフィールドでの戦闘には注意が必要です。
斜面や階段を慌てて登ろう/降りようとして転がり落ちる人がたまにいます。ゲーム中はエアガンを手に持っているため、とっさに何かを掴むことができずに転んでしまうことがあるのです。
斜面や階段の多いフィールドでは、エアガンにスリングをつけて、両手を使って登り降りできるようにしておきましょう。
また、斜面には階段や掴んで登るためのロープや鎖を設置してあるフィールドが多いです。そのような場合は必ず決められたルートを通り、無理してルート外を登り降りしないようにしてください。
それから、「塹壕」にも気をつけましょう。
塹壕とは身を潜められる深い溝のことですが、幅の狭い塹壕だと、草木や薮に隠れて周囲から見えづらくなっていることがあります。全力疾走しているサバゲーマーの姿が突然消えたと思ったら塹壕に落ちていた…という事故を見かけることがあります。
薮や草むらを走る時には、特に足元に注意するようにしてください。
BB弾を踏む怪我
アウトドアフィールドであれインドアフィールドであれ、サバイバルゲームは身を低くして戦うことの多い遊びです。とっさにしゃがんで膝をついた時に、ぶつけて怪我をする人が大勢います。
特に、インドアフィールドで戦っていて、膝をついた時にそこにBB弾が落ちていたりしたら、かなり悲惨なことに…。膝でBB弾を踏むと、相当痛いです!
ニーパッド(膝当て)を着けておくとこういう怪我を防ぐことができます。
生き物による怪我
特に夏場の森林系アウトドアフィールドでは注意が必要です。
濃いブッシュ(薮)の中を進んでいる時に顔から蜘蛛の巣に突っ込んだり、蚊やアブに刺されるのは序の口。木のウロに蜂が巣を作っていたり、蛇に出くわすこともあるので気をつけましょう(蜂や蛇に出会った時は刺激しないように一旦離れて、スタッフさんに場所を報告しましょう。間違ってもエアガンで撃ったりしないこと!)。
虫除けスプレーは有効ですし、腰に提げるタイプの蚊取り線香を身につけているサバゲーマーもよくいます。
まとめ
被弾による怪我、衝突や転倒による怪我、生き物による怪我など、サバイバルゲームのフィールドで起こりがちな怪我と、それらを防ぐための注意点について解説しました。
肌の露出をできるかぎり避け、適切なプロテクターや装備を身につけて安全に配慮した行動をすることで、怪我や事故のないサバイバルゲームを楽しんでほしいと思います。