サバゲー初心者向け森林フィールドでの敵に悟られにくい移動法

サバゲー初心者向け森林フィールドでの敵に悟られにくい移動法

サバゲー開始時に最初に行うことはスタートダッシュです。これはインドアであろうとアウトドアであろうと変わりません。
ではなぜサバゲーマーはゲームスタート時にダッシュをするのでしょうか？
それは少しでも相手のチームよりも戦術的に有利なポジションを確保したいためです。
この戦術的に有利なポジションを「カバーポイント」と呼びます。
今回は敵に気づかれにくく、尚且つ戦術的に有利なポジションを確保するサバゲーでの移動法を解説します。

ゲームスタート時の移動法

ゲーム開始時の最初の目標は、「カバーポイント」の確保に全力を尽くすことです。
フィールド内のカバーポイントとは、サバゲーや軍事訓練などで使用される用語で、プレイヤーが隠れたり防御したりするための場所を指します。
これは、敵からの攻撃を避けるために利用される障害物や地形の特定の位置です。
例えば、木や岩、建物の壁、高台などがカバーポイントとなります。プレイヤーがこれらのポイントをうまく確保すれば、戦術的な優位性を得ることができます。
だから、サバゲーの戦いを有利に進めたい人ほど、脱兎のごとく命がけのスタートダッシュを行うのです。
そして、このカバーポイントを見つけるためには、ゲーム開始前にフィールドの下見をしておくことをお勧めします。
また、この時に、同時に相手が進んでくるルートを予想しながら下見できればなおよしです。

カバーポイント確保後の立ち回り

自分の目指すカバーポイントに着いたら、焦らずにまずは周囲の状況を確認してください。
敵がいなくて安全だと確信できるまでは、迂闊に動かずにまずは我慢です。
この時に最初に行うのは、周囲から聞こえる音の情報を集めることです。
敵が進むときに立てる足音や、踏んだ木の枝が折れる音、移動時に敵が立てる音、相手の呼吸音、身に付けた装備品が擦れて出る音、ファン付きゴーグルの作動音、多弾数マガジン内のBB弾のジャラジャラ音など、敵がこちらに向かって移動していれば何らかの音が発生します。
まずはこれらの音に対して注意深く聞き耳を立てましょう。
そして、もし何らかの音がして敵の気配を感じたなら、そちらに向かって慎重に進んでください。
この時に厳禁なのは、急な動作を行わないことです。
音がした方向を目で探るときも、頭を動かすのではなく眼球だけを動かして周囲を探ってください。
また、この時には、最初は一点だけを凝視しないことです。
怪しい方向を漠然と眺めて、何か違和感を感じるところがあれば、初めてそこに意識を集中してください。
多くのサバゲー初心者は木の幹や岩の後ろといった隠れやすい場所に意識が集中しがちですが、経験豊かなサバゲーマーはそんな分かりやすい所には潜んでいません。
そのために最初は風景全体を眺めて、違和感を感じるところを探すのです。

森林フィールド移動時のばれにくいテクニック

では最後に、初心者サバゲーマーでもばれにくい森林フィールドの移動テクニックをご案内しましょう。
まず、移動する時は敵勢の意識が他に向いている時にしてください。
具体例を挙げれば、他の場所で撃ち合いが始まった時や、風で木の枝や葉が音を立てていて、敵の意識がそちらに向いている時などです。
つまり、敵が他に気を取られている時ですね。次に、日向よりも日陰を選んでください。
日の光を浴びる所では、自分の姿がくっきりと浮かんで相手に認知されやすいのです。
そして、敵に向かう場合には正面ではなく、敵の側面を取るように迂回しながら進んでください。
最後に、単独で動くのではなく、2、3人で間隔を取りながら進むのがおすすめです。
これは索敵範囲が広がると共に、お互いの死角をカバーできるので、単独で動くよりもはるかに安全に移動できます。
以上のことを心掛けて移動すれば、ゲーム開始早々に撃たれることは少なくなるでしょう。