特殊部隊のランク分け"tier"とは!

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特殊部隊のランク分け"tier"とは!

みなさんこんにちは!今回は、先日ブラックホークダウンの記事で登場した特殊部隊のtierについて話していきます。
なかなか聞きなれない単語ですが、この記事を読むことでミリタリーにより詳しくなることができます! 特殊部隊やミリタリーに興味がある方必見です!

tierとは

tierは簡単にいうと特殊部隊の強さランキングのようなものです。
強さと一言に言っても、様々な分野での強さがあります。tierはその中でもどれだけ困難なミッションをこなせるかどうかで主に分けられています。
またtierごとに予算分布なども決められており、装備にも差があります。
またtierが上がるにつれて予算の使い道などの自由度があがり、オペーレーターごとの個性もみることができます。

tier毎に分布される特殊部隊

tier1

tier1は、最高機密に包まれた部隊が所属します。国際的なテロリストの排除や国家レベルでの危機に対応する部隊のことです。
予算配分などは公開されることなく、装備なども公式で公開されることはなかなかありません。
写真や訓練動画などは、基本的に流出したものなどが大多数です。それではtier1に分類される特殊部隊を紹介していきます。

  • アメリカ陸軍特殊作戦部隊 デルタフォース(CAG)
  • デルタフォースは言わずと知れた世界最高峰の部隊です。
    彼らの正式名称は、CAG(Combat Application Group)で日本語にすると戦闘適応グループになります。
    彼らは基本的にアメリカ陸軍に所属し、機密性の高い任務を多くこなしています。
    彼らの参加が確認されている有名な任務は、1993年10月に行われた、モガディシュの戦いが有名です。
    映画「ブラックホークダウン」で一躍有名なったこの作品は、ソマリアにおける米軍の戦闘を描いたものです。
    現在彼らのもつ、装備などは機密事項のため写真が出ることはほとんどありません。

  • 陸上自衛隊特殊作戦群
  • 日本にもtier1に該当する部隊を保有していると言われています。
    特殊作戦群と呼ばれる部隊は陸上総隊に属し、日本の有事最前線で対処する部隊と言われています。
    習志野駐屯地に駐留しており、部隊規模は不明です。彼らはデルタよりも露出が少なく、今まで全てが闇に包まれていました。
    しかし、去年の夏頃に突然、オーストラリア軍との共同訓練画像が公開されました。
    その後も、米軍との共同訓練など露出が最近になって増えてきました。
    使用する銃器は、米軍に準拠しており、米軍特殊部隊と遜色ないレベルの装備品を有していると考えられます。

    tier2

    tier2は、機密性の高い部隊であるものの、ある程度規模が大きく露出の多い部隊に分類されることが多いです。
    比較的優秀且つ人数も多い部隊がこのtier2に分けられます。

  • Green berets(米陸軍特殊部隊グリーンベレー)
  • グリーンベレーは言わずと知れた、有名な特殊部隊の一つです。
    世界中に部隊が駐留しており、あらゆる事態に対処できます。グリーンベレーは全体で1700名以上いるとされ、その部隊規模の大きさがわかります。
    日本の沖縄にもグリーンベレー1st-sfgが駐留しており、訓練画像などがネットで検索すると多く出てきます。
    サバゲーで彼らの装備をする人も珍しくはないのではないでしょうか。

  • 75thレンジャー大隊
  • 第75レンジャー大隊も有名な部隊の一つです。
    陸軍では、特殊部隊に入るまでの流れとして、第75レンジャーからグリーンベレーにいき、そのあとデルタに行くと言われています。
    75大隊は18時間以内に世界中のどこにでも展開することができる力を有しています。
    彼らは、特殊作戦と通常戦闘の両方をこなすことができるとされており、米陸軍の戦闘力の一翼を担っています。

    tier3

    tier3までくると特殊部隊と呼ぶには規模が大きすぎるほどになってきます。
    tier3に分類される多くの部隊は、由緒正しい昔からある部隊などが多くなります。

  • MEU
  • MEUは海兵隊の遠征部隊であり、海外に即応できる体制を常に確立しています。 部隊規模は、2200人とされており、Tier1のデルタなどと比べるとその部隊規模の大きさがわかるでしょう。 MEUでは、地上戦闘部隊以外にも、航空戦闘部隊を有しており攻撃ヘリコプターを持っています。

  • US army 10th Mountain Division
  • アメリカ陸軍第10山岳師団は、アメリカ陸軍のうちの一つで山岳戦闘や、雪山での戦闘を得意とする部隊です。
    軽歩兵師団のためMEUのようにヘリコプターなどは有していないが、その分空中機動も行うことができ、ヘリコプターからの落下なども可能である。
    そのため、戦闘においては前線を築くための部隊として真っ先に投入されるケースが多い。

    まとめ

    ここまでいかがでしたでしょうか。世界中の軍特殊部隊にこのTierは適応されており、敵の脅威を知る上でもとても有用なものです。日本の特殊部隊はほとんどが公開されていないので、TIerが、いくつか確定した情報がありません。装備の自由度のTierが上がるにつれて上がっていくので放出されないようなものが増えてきて、揃えるのが大変になってきます。ぜひ皆さんも、装備を集める際にTIerを基準に探してみてはいかがでしょうか。

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